|
アーカイブ サンデー毎日 倉重篤郎のニュース最前線 2024/10/24 倉重 篤郎
自民過半数割れなら連立政局だ！ 剛腕仕掛け人・小沢一郎が激論 政権交代しなければ死にきれない
政界の仕掛け人、小沢一郎氏が政局に斬り込む。野党共闘が成立していれば間違いなく勝利したであろう総選挙をにらみ、国民の政治不信がいかなる政界流動化を招くかを見据えながら、さらにその先の政権交代へのヴィジョンを探る。
民主主義とは終局的には数の勝負である。今回の衆院選ほどその原理がシビアに体現されるケースはないのではないか。その勝ち負けを分ける数式は、小学生でも解けるであろう前掲のシンプルな引き算である。
要は、自民党の公示前勢力（２４７）から衆院の過半数（４６５÷２＋１＝２３３）を引いた14という数字がとてつもなく重要となる。石破茂首相率いる自民党が目減りを14議席以内に収めれば、自民党単独過半数維持となる。多分議席を大幅に減らすであろう安倍派など非主流派からは不満が出てくるが、裏金批判を一定程度のところで食い止めた、との評価ともなり、連立相手の公明党議席（現有32）と合わせ、とりあえずはそのま…
| |
|